種村実穂の”心はいつも旅の空”

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zoom RSS ジブラルタルの落陽

<<   作成日時 : 2008/12/17 01:54   >>

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にっぽん丸がジブラルタル海峡の最も狭いところを通峡したのは
5月13日の18:30分頃。
日の入り時刻は21:10頃ですから、ヘラクレスの柱に最接近したときの陽は
まだ明るく、その岩肌の堅牢さがハッキリと見てとれるほどでした。
船は海峡を通り抜けて後も、真西に進路を取っていたので、時間の経過とともに
陽は水平線に向けて落ち込むように傾いていきます。
夕日と言うより、落陽と言うほうがふさわしい球形の塊が、海面上に幅広の
金の帯を描き出します。
空は茜に染まり、船のランプの色と同調して一つの絵が作られると、
静かで深い感動が胸の中に広がってゆくのを覚えます。
船に乗っていて良かったと心から思える瞬間です。

波や風の動きによっては小刻みに、あるいは大きくゆったりと揺れる船の
デッキから海を眺めていると、その振動や揺れに応じていろいろな
思いが去来し、時として感傷が心を占めることもあります。
でも、太陽や月や星や、水の星と言われる地球が互いに呼応するかのように
造りだす圧倒的な美しさを前にすると、感傷はその居場所を失ってしまい
ます。

「船は時のゆりかご」 と称されることがあります。
人それぞれの時を刻みながら、それぞれの思いを抱きとめながら、
海に浮かぶゆりかごは年月を生きた人たちの心を時には癒しながら、
時には生きる喜びや活力を注ぎ込みながら、水の星・地球を巡って行きます。

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〈にっぽん丸ワールドクルーズ 5月13日ジブラルタル海峡〉


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