種村実穂の”心はいつも旅の空”

アクセスカウンタ

zoom RSS ECLIPSE

<<   作成日時 : 2009/05/21 16:49   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 0

画像

7月22日には日本で皆既日食、部分日食が見られるわけで
天体ファンは今からワクワクのはず。
上の写真は1999年にルーマニアでECLIPSE(皆既日食)を
見たときの証明書です。実際はカラーなんですが。
その年、日本旅行作家協会の現会長・兼高かほる氏らとともに
20世紀最後の皆既日食を見るため、真夏の暑い盛りに
ルーマニアに出かけました。

ドラキュラ伯爵で有名なトランシルバニア地方や木造りの農家群
に特徴のあるマラムレシュ県を訪ねた後、皆既日食の当日
観察場所に予定していた修道院に向けて朝早くバスで移動。

その途中、牧草地が広がる場所があり、ここの方が見やすそう
ということになって、迷惑そうな牛に遠慮しつつ、準備を始めました。
日食は月が太陽を隠すことで起きる現象ですから、
始まりから終わりまでは、約3時間くらいかかります。

月が太陽にかかり始め(第1接触)、徐々に太陽を隠しても
まだ地上は明るさを失いません。
でも、二つが完全に重なると、辺りは黄昏時のような暗さになり、
気温も急激に3〜4度下がってきます。
素肌の腕に鳥肌が立つと同時に、サワサワとした風が起き、
草は風になびいて微かな音をたてます。
牧草地に放し飼いにされた牛は、この異変に不安を感じたらしく
低い鳴き声を放ち、挙動不審な動きを見せました。
月が太陽を完全に隠していた時間は、2分20秒ほど。

月が移動して太陽が細い三日月の光を再び放ち、次第にその
大きさを取り戻して完璧な球形になると、ワーッと心の底から
嬉しさがこみ上げてきました。
スケールの大きな天体ショーの一部始終を見届けた達成感、
太陽の輝きをいつものように取り戻した安堵感からでしょうか。

道の反対側の一軒家から住人が出てきて、笑顔で私たちに
プラム酒を振舞ってくれました。
彼らにしてみれば、初めて出会う日本人だと思いますが、
なんの気おくれもありません。
地上に太陽の輝きが戻ったことを、共に喜び合う者同士の
親しさがあふれ、このときの体験と記憶は何年経っても
変わらず鮮やかに蘇ってきます。

あのまま太陽が隠れ続け、気温もドンドン下がり続けたら
と思うとゾッとします。
地球上のすべての営みは、太陽の熱と輝きがあってこそ
成り立つものなのですから。

地球があって、はるか彼方に太陽があり、その間に月が
存在すること、それぞれの間に広大な空間(宇宙が)広がって
いることを体で感じ取れた気がしました。

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 1
なるほど(納得、参考になった、ヘー)

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
ECLIPSE  種村実穂の”心はいつも旅の空”/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる